！   逆選択について書こうと思います

 

逆選択とは？

買い手と売り手の持つ情報量に差(情報の非対称性)がある状況において、市場原理に基づく効率的な資源配分が妨げられ、品質の良い商品が市場から消えてしまう事。 下記パターンが考えられる。 ・売り手が情報優位者　 ・売り手が情報劣位者 ・買い手が情報優位者 ・買い手が情報劣位者 商品やサービスが平均の価格以下になってしまう。良質な商品やサービスが消えてしまう。

！   フィリップス曲線について書こうと思います

 

フィリップス曲線とは？

賃金上昇率と失業率との間のトレードオフ(二律背反)の関係。 失業率が低ければ賃金上昇率が高く、 失業率が高ければ賃金上昇率が低いという関係を表した曲線。 物価版フィリップス曲線とは？ 物価上昇率と失業率との間のトレードオフ(二律背反)の関係。 スタグフレーションとは？ インフレーション(物価の上昇)と失業率の上昇が同時に起こること。

！   現状維持バイアスについて書こうと思います

 

現状維持バイアスとは？

人は変化よりも現状維持を好む。 得する事よりも損をしない事の方が重要だと考え現状を維持しようとする。 新しい仕事のやり方や規則などが現状維持バイアスにより反対されてしまう。

！   経済の外部性について書こうと思います

 

経済の外部性とは？

企業や個人の行動が市場取引によらずに第三者に便益や利益を与えること。 マイナスの効果をもたらす外部不経済(工場の煙)と、 プラスの効果をもたらす外部経済(街の緑化)がある。 外部経済を促進するピグー税 外部不経済をもたらす経済主体に税金を課し 外部経済をもたらす経済主体には補助金を出し 経済活動による社会への影響をコントロールする イギリスの経済学者アーサー・ピグーが提唱。

！   ケインズの美人投票について書こうと思います

 

ケインズの美人投票とは？

株価の決まり方を群集心理で説明したもの。 株価は投資家の群集心理にも影響されるもので、企業の利益予想や配当だけで決まるものではない。 ロンドンの新聞で行われていた美人投票 100人の女性から6人の美しいと思う女性を選び、皆が選んだ6人に最も近かった者に商品が与えられる。 これを株に置き換えて考えると、 投資家は、 どの株が上がるのかを予測するのではなくて、 投資家の皆がどの株を上がると考えているのかを予測する。

！   通貨オプション取引について書こうと思います

通貨オプション取引とは？

外貨をある一定の期日または一定の期間に、売買する権利を売買する取引。 オプションには、 コールオプション（買う権利） プットオプション（売る権利） がある。 満期日のみ権利行使可能なヨーロピアンタイプと、 いつでも自由に行使可能なアメリカンタイプがある。 アメリカは自由な国と覚えましょう コールオプションの買いは、コールなので右上がりの図。 コールオプションの売りは右下がり。 プットオプションの買いは、プットなので左上がりの図。 プットオプションの売りは左下がり。 例えば、権利行使価格100円、プレミアム10円のコールオプションの買いの場合、 価格が110円を超えると利益が出る。 例えば、権利行使価格100円、プレミアム10円のプットオプションの買いの場合、 価格が90円未満になると利益が出る。